マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、レッドブルリンクで行われる2017年F1第9戦オーストリアGP(9日決勝)に向けて次のように抱負を述べた。
■フェルナンド・アロンソ
「バクー(アゼルバイジャンGP)でのレースは本当に楽しめたよ。決勝での僕たちのパフォーマンスは、単に僕たちのクルマのパッケージが強い基盤を持っているということだけでなく、メカニック、エンジニア、ストラテジストといった僕たちのチームはみんなレーサーで構成されており、どんな状況にあっても落ち着いてチャンスをものにする機会をうかがっているということを示すものだった」
「2ポイントというのはものすごく厳しい週末の結果としてはあまり大きな慰めにはならなかったかもしれない。だけど、僕があの時に言ったように、自分たちをもっと前進させる上での励みにはなるよ」
「それに、オーストリアの週末に向けてはもっと楽観的になれる理由もある。あのサーキットは最近のいくつかのレースに比べるとパワーへの依存度はそれほど高くないし、僕たちのクルマは曲がりくねったシュピールベルクのサーキットには合うはずだと思っている。ハードに攻めていくことができるだろうと考えているよ」
「それにクルマにはまた少し改良パーツが備えられるし、それには改良が行われたホンダのスペック3パワーユニットも含まれることになる。それはアゼルバイジャンの金曜フリー走行で僕がテストをしたものなんだ。どんな改善だって重要だし、またクルマの能力をフルに発揮させることができ、いい週末を送ることができるよう期待している」