マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、F1モナコGP初日となる木曜日のフリー走行を終えた後、パワーユニットを交換したため15グリッド降格ペナルティを科せられたとF1.comが報じた。
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インディ500に挑戦しているフェルナンド・アロンソの代役として、モナコGPで1戦限定復帰をしているジェンソン・バトンだが、FIA(国際自動車連盟)が27日(土)午前に発表した資料によると、ジェンソン・バトンは5つ目の「ターボチャージャー(TC)」と「モーター・ジェネレーター・ユニット・ヒート (MGU-H)」へ交換したようだ。
ジェンソン・バトン(フェルナンド・アロンソ車)は、シーズン中のパワーユニットのエレメントは各4基までという制限を超えたため計15グリッド降格ペナルティとなる。
これを受け、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、「ジェンソンとチームにとって、ひどいことだし、全く期待できない。しかしモナコだ。我々はできる限りトライしてみるよ」と述べた。
■ストフェル・バンドーンも3グリッド降格
また、前戦F1スペインGPのレース中、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)と接触してリタイアしたストフェル・バンドーンには、すでに3グリッド降格が科せられており、マクラーレン・ホンダはモナコGPのレースを後方からスタートすることになりそうだ。
この後の予選までに、どこまでセッティングを煮詰めて予選上位に食い込めるかに期待されている。