F1公式サイトは、F1モナコGPフリー走行1回目のハイライト映像を公開した。
2017年F1第6戦モナコGPが5月25日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(全長3.337km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップになった。タイムは1分13秒425だった。
■広がった車幅で感覚が変わった
昨年よりも車幅が広がった今季型F1カー。各ドライバーはモナコでの感覚を確かめながら周回を重ねていった。
F1に1戦限定復帰したジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)やキミ・ライコネン(フェラーリ)などが軽くタイヤをガードレールに接触させながらギリギリのライン取りでの走行を見せた。
■ベッテル vs. ハミルトン
セッション中盤にはハミルトンが早くも昨年のポールポジションタイムを更新するタイムを刻み、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはトラフィックに引っかかりながらも、最終的にトップのハミルトンからコンマ2秒遅れの2番手タイムをマーク。現在ドライバーズランキングのトップに立つベッテルとそれを6ポイント差で追うハミルトンという2強ドライバーが順当にトップ2の位置を占めた。
■マクラーレン・ホンダ
一方、マクラーレン・ホンダ勢はトラブルもなく順調に周回を重ね、ストフェル・バンドーンがトータル38周を消化して12番手。アロンソの代役を務めるバトンは初めてステアリングを握った2017年型F1カーで35周を消化し、14番手となるタイムを刻んでいる。
●【P1動画】ベッテル vs. ハミルトン(1:01)[F1.comへ]