5月20日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦 ラリー・ポルトガルの競技3日目となるデイ3がポルトガル北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合9位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC#12号車) が総合11位につけた。
各ドライバーとも、それぞれ異なる困難に直面したが、それでも全員がすべてのステージを走りきり、ヤリスWRCは全車が明日の競技最終日に駒を進めることになった。
■ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
総合9位
「今日は胃がとても痛み、何も食べ物を受け付けないぐらい酷い体調で1日をスタートしました。しかし、幸いにして、体調はだんだんと良くなっていきました。
クルマは、小さなトラブルこそありましたが、走りは大きく進化したと思います。特に、ステージを2回目に走行する際のサスペンションのセッティングは、昨日よりもかなり良くなり、正しい方向に向かっていると思いました。
今日のコースは昨日よりも硬く、ルーズグラベルによる影響は大きくなりましたが、午後の2回目の走行時でも道はそれほど荒れていませんでした。ここまでのところ、我々はこのラリーから多くのことを吸収しています」。