12日(金)、F1スペインGPがバルセロナ・カタルーニャサーキットで開幕し、先ほどフリー走行1回目が終了した。
●【P1結果・画像】F1スペインGPフリー走行1回目、タイム差、周回数
■ドライバー判別を分かりやすくする新規則がスタート
FIA(国際自動車連盟)は、ファンの視認性を向上させるため、F1スペインGP(5月14日決勝)から「カーナンバーとドライバー名を大きく表示する」という新しいルールを導入した。
カーナンバーは、天地23センチ以上の大きさで、4センチ以上の太さの文字で前から見える位置に入れることが求められている。
ドライバーの名前は、天地15センチ以上の大きさで、3センチ以上の太さの文字。アルファベット3文字に省略したものも認められている。
いずれも背景と明確に区別できる色でなければならない。
■メルセデスの本気
開幕からフェラーリと接戦を演じてきたメルセデスが本気になったようだ。メルセデスはアップデートを投入し、速くなったフェラーリを引き離したい。その効果が出たのか、トップタイムのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は3位キミ・ライコネン(フェラーリ)に0.935秒差をつけている。
また、2強からやや離された感のあるレッドブルは、昨年優勝したここスペインから、3強の一角に加わりたいところだが、フリー走行1回目ではまだトップと1秒以上の差がある。
■マクラーレン・ホンダは・・・
マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソのホンダエンジンにわずか1周でトラブルが発生。今週末も厳しいスタートとなった。
一方、ストフェル・バンドーンには大きなトラブルは起きず、周回数を重ねている。
●【P1結果・画像】F1スペインGPフリー走行1回目、タイム差、周回数
●【P1速報】アロンソのホンダエンジンに再びトラブル・・・わずか1周。マクラーレン・ホンダは厳しいスタート