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【P2レポート】フェラーリが1-2 厳しい戦いが続くホンダ/F1ロシアGP

2017年04月28日(金)23:04 pm

2017年F1第4戦ロシアGPが4月28日(金)、ソチ・オートドローム(1周5.848km)で開幕。現地時間15時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【タイム結果】F1ロシアGPフリー走行2回目、タイム差、周回数

セッション序盤は中間のコンパウンドとなるスーパーソフトタイヤでの周回が主体となったが、セッション開始から25分ほど経過したところでフェラーリ勢がいち早く最も軟らかいウルトラソフトタイヤに交換。ベッテルが全体トップとなるタイムをマークし、チームメートのキミ・ライコネンがそれに続く。

ほかのドライバーも続々とウルトラソフトで走行を開始。そして開始30分ほどのところでメルセデスAMG勢もウルトラソフトに交換し、予選シミュレーションを開始する。しかし、フェラーリのタイムには届かず、バルテリ・ボッタスが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手にとどまる。

その下5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続き、トップ3チームがこのセッションでも順当に上位6台までを占める展開となる。

だが、フェルスタッペンはセッションが残り20分ほどとなったところで突然エンジンパワーが失われるトラブルが発生。今後に不安を残したままセッションを終えることになった。

セッション終盤は各ドライバーが決勝を想定したロングランプログラムを繰り広げたが、フェラーリやメルセデスAMGはともに安定したロングランペースを見せており、決勝でもかなりの接戦が予想される展開となっている。

一方、フリー走行1回目にエンジントラブルを抱えたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、このセッションに入る前にまたも新しいターボチャージャーとMGU-H(熱エネルギー回生装置)への交換を余儀なくされた。これらのユニットすでに今年の年間使用許容台数である4台を超える5台目となったため、バンドーンは決勝で15グリッド降格ペナルティーを受けることが確定している。

チームメートのフェルナンド・アロンソには大きなトラブルは伝えられておらず、トータル27周を消化して12番手。バンドーンも新ユニットに交換したあと、トータル25周を行って16番手タイムでこのセッションを終えている。

ロシアGPフリー走行2回目のトップ10ドライバーは次の通り。
トップはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、2番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)、4番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、5番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、7番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、9番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、10番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)。

F1ロシアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。

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