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F1ドライバーらしいアグレッシブな戦いが可能に「フェルスタッペン・ルール」今季は撤廃

2017年03月24日(金)20:12 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が、2016年に設けられた「フェルスタッペン・ルール」と呼ばれるルールを撤廃したようだ。

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■2016年に設けられていた「フェルスタッペン・ルール」

昨年、レッドブルに昇格したフェルスタッペンは非常にアグレッシブな攻防を繰り返し、それがライバルたちから批判の対象となっていた。これを受け、FIAの競技委員会はブレーキング時の方向転換を全面禁止する新ルールを設定していた。

だが、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、今季はこのルールが撤廃されることになったという。

■可能な限りドライバーに戦わせるとFIA

F1競技委員長を務めるFIAのチャーリー・ホワイティングは、この件に関して次のように語った。

「恐らく審議の数が減ることはないと思う。だが、多くのケースにおいて以前と同じような結果にはならないだろうね」

「我々は競技委員たちに対し、可能な限りドライバーたちに戦わせるように指示したよ」

すでに、今年から明らかにドライバーに大きな責任があるとみなされた場合にしかペナルティーを下さないという方針が導入されることになっていたが、昨年設けられた「フェルスタッペン・ルール」も撤廃されることで、これまでよりもスリリングな攻防が見られることになりそうだ。

■自由なレースは歓迎だとフェルスタッペン

だが、19歳となったフェルスタッペンは、今回のルール変更が自分のドライビングスタイルに影響を及ぼすことはないだろうと次のように語った。

「僕にとって、それによる違いはあまりないよ。だけど、(より自由に)レースをすることが許されるのはいいことだと思うよ。それがレースで最も重要なことだからね」

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