世界的な石油会社大手の『BP』と『カストロール(Castrol)』は、3月24日(金)から26日(日)にオーストラリアのメルボルンで開幕する2017年F1シーズンから、ルノーへ燃料と潤滑油を提供すると発表した。
■ルノー・スポール・レーシング ジェローム・ストロール社長
「モータースポーツでこのような強みを持つブランドの『BPとCastrol』の復帰は非常にうれしいニュースであり、我々のF1チームにとって新たな機会を開いてくれる。
BPのコミットメントは、メジャーな多国籍企業へF1の継続的な魅力を強調している。我々はこのテクニカルパートナーとスポンサーを得たことを非常に誇りに思っており、やる気に満ちている」。
■シリル・アビテブール(ルノー・スポール・レーシング、マネージング・ディレクター)
「2017年F1シーズンの新しい空力レギュレーションにより、パワーの重要性が増している。 したがって、2014年に導入された新しいパワーユニットのレギュレーション変更以来、燃料と潤滑油は、クルマ全体のパフォーマンスに大きな性能差を生み出すだろう」
「BPとCastrolはF1への挑戦に非常に興奮しており、2017年以降の新しいクルマによる我々の野望を達成するのに役立つだろうと確信している」
■1997年以来の復帰
BPとCastrolは、『BP Ultimate』『Castrol EDGE』という2つのブランドを通じて、公式燃料/潤滑油プロバイダーとしてルノーF1チームに加わることになる。
この2つの会社がともにF1で活動していたのは、ウィリアムズ・ルノーとしてドライバーとコンストラクターの両タイトルを獲得した1997年にまでさかのぼる。
●【公式】ルノー、「BPとカストロール」を新パートナーとして発表