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マノーを存続の危機に追い込んだブラジルの雨

2017年01月10日(火)5:16 am

実質的な破たん状態に陥ったことが明らかとなったF1チームのマノーだが、やはり2016年シーズン終盤にコンストラクターズランキング10位の座を失ったことが大きな痛手となったようだ。

■最後まで10位をキープできなかったマノー

2016年シーズンには第9戦オーストリアGPでパスカル・ウェーレインが10位入賞を果たして1ポイントを獲得したマノー。これにより、コンストラクターズランキングはノーポイントのザウバーを抑えて10位に浮上していた。

そのままシーズンをランキング10位で終えるかと思われていたマノーだったが、ザウバーのフェリペ・ナッセが母国レースの第20戦ブラジルGPで雨のチャンスを生かして21番グリッドスタートから9位に滑り込み2ポイントを獲得。その結果、マノーはランキング最下位でシーズンを終えることになった。

もしブラジルGP決勝がドライコンディションで行われていれば、ザウバーがトップ10フィニッシュする可能性はなかっただろう。マノーにとってはまさに、あのブラジルの雨が命運を分けたと言っても過言ではないだろう。

■巨額の分配金獲得を逃し経営危機に

コンストラクターズランキング10位の座を失ったマノーは、伝えられるところによれば1,300万ドルから1,500万ドル(約15~17億円)ものF1公式分配金を失うことになったと考えられている。

その当時、マノーのチームオーナーであるスティーブン・フィッツパトリックは、これによってチームの存続が危ぶまれるようなことになりはしないと発言していた。

だが、その後チーム再建のために新たな出資者探しをしていると報じられていたマノーだが、最近ついに管財人が入り、実質的な破産状態となったことが明らかとなっている。

■「不十分だった」とオーナー

最近、フィッツパトリックはチームスタッフに対して書簡を送り、その中でザウバーから10位の座を奪われてしまったことが致命的な打撃となったことを認めている。

「シーズンのかなりの期間、我々は(ランキング10位で)順調に進んでいた」

「だが、ブラジルでの劇的なレースにより我々が期待していた結果が失われ、最終的に2017年にチームがレースを継続することが危ぶまれる状況となってしまった」

「私はチームが常にハードワークを行い、決意と情熱をたずさえていてくれたことに感謝したいと思う」

書簡にそうつづったフィッツパトリックは、次のように付け加えている。

「我々はサーキット内外で非常に大きな進歩を遂げてきた。しかし、最終的には、それでは不十分だったのだ」

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