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ニコ・ロズベルグ、ワールドチャンピオン獲得で記録した興味深い数字

2016年11月29日(火)14:00 pm

11月27日(日)アブダビで、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は33人目のF1ワールドチャンピオンに輝いた。

●【動画】ロズベルグ「ありがとう、ママ&パパ」両親へ感謝の動画

・F1の歴史上、親子でF1タイトルを獲得するという偉業を成し遂げたのはたった2家族しかいない。1家族目はグラハムとデーモンのヒル親子、そして2家族目がケケとニコのロズベルグ親子だ。

・父ケケは、ニコと同じカーナンバー6をつけてF1タイトルを獲得している。

・ニコ・ロズベルグは、ミハエル・シューマッハ、セバスチャン・ベッテルに続き、F1タイトルを獲得した3人目のドイツ人ドライバーとなった。

・3人のドライバーだけで、過去24年間で12回のドライバーチャンピオンを占めている。ミハエル・シューマッハ以前、ドイツ人ドライバーは43年間勝っていなかった。

・ドイツは、ブラジルとフィンランドに並んだ。
ブラジル(エマーソン・フィッティパルディ、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ)、フィンランド(ケケ・ロズベルグ、ミカ・ハッキネン、キミ・ライコネン)。

・F1チャンピオンを獲得した国と回数は以下の通り。
16回 イギリス
12回 ドイツ
8回 ブラジル
5回 アルゼンチン
4回 オーストラリア、オーストリア、フランス、フィンランド
3回 イタリア
2回 スペイン
1回 カナダ、ニュージーランド、南アフリカ

・ロズベルグがタイトル獲得までにかかった年数は11年。ナイジェル・マンセルの12年に続きF1史上2番目の長さだった。

・ロズベルグはチャンピオンになるまで通算206戦に出場。チャンピオンになるまで史上最多のF1グランプリに参戦してきたドライバーとなった。2番目はナイジェル・マンセルの176戦目だ。3番目のジェンソン・バトンは169戦目、4番目のキミ・ライコネンは120戦目だった。

・ロズベルグは、全21戦で争われた今年、合計1,268周のうち75%(957時間)を3位以内で走っていた。

・さらに、ロズベルグがシーズン中にトップ10圏外を走行したのは13周のみだった。しかし、2000年にチャンピオンを獲得したミハエル・シューマッハが、トップ8圏外を走行したのはたった1周だった。

・ロズベルグの勝因のひとつが開幕4連勝だろう。開幕4戦の合計223周のうち83%にあたる186周をリードしていた。

・ロズベルグは今シーズン9勝を挙げた。これはハミルトンの10勝よりも1つ少ない。同じドイツ人のミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテルは、1シーズン13勝を飾っている。

・ロズベルグは、過去5年でシーズン中の優勝回数と表彰台回数を伸ばしている。
2011年 表彰台ゼロ。
2012年 1勝、表彰台2回。
2013年 2勝、表彰台2回。
2014年 5勝、表彰台15回。
2015年 6勝、表彰台15回。
2016年 9勝、表彰台16回。

・F1の歴史上、チームがドライバーズタイトルを3連覇したのは4チームしかない。メルセデスは、マクラーレン、フェラーリ、レッドブルに続き4番目のチームとなった。

・ロズベルグは、シルバーアロー(メルセデス)で世界チャンピオンに輝いた3人目のドライバーとなった。1人目はファン・マヌエル・ファンジオ(1954年、1955年)、2人目はルイス・ハミルトン(2014年、2015年)だ。

・最後に、アブダビでタイトルが決定したのは、F1史上で3度目のことだった。

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