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【ホンダF1】「セナとの歴史がある特別な場所」

2016年11月10日(木)12:14 pm

今週末のF1第20戦ブラジルGPを前に、ホンダF1総責任者の長谷川 祐介がブラジルGPについて語った。

■長谷川 祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)

「アイルトン・セナ氏との歴史があるために、インテルラゴスはホンダのF1活動において常に特別な場所となります。サンパウロに降りるたびに地元のファンの方々からとても暖かい声援をいただき、過去も今もそれを力に変えて週末のレースに挑んでいます。

このクラシックサーキットは景観が美しい一方で、コンパクトなレイアウトの中に数々の異なるスピードのコーナーでの方向転換や、連続したアップダウンが存在します。コース幅が狭いのでオーバーテイクも難しいですし、特にインフィールド部分に関してはワインディングの低速コーナーが続くので、マシンのバランスをうまく合わせるのが大変難しくなります。

昨年は、土曜日の予選でフェルナンドのパワーユニットに問題が発生し、コース上での活躍以上にソーシャルメディアが盛り上がってしまいましたが、今年は我々の一年の進化をブラジルのファンの皆さまに見ていただきたいと思います。マクラーレン・ホンダにとっていい週末になるように全力を尽くします」

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