最近、ジェンソン・バトンが今季限りでマクラーレンを離脱するとともにF1からも引退することを決めたとの報道が行われた。だが、マクラーレン総帥のロン・デニスがこれを否定するコメントを行った。
■先週末にバトンがF1引退を決断との報道
『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』は、F1ベルギーGP(第13戦)が開催されたスパ・フランコルシャンにおいて、マクラーレンが36歳のバトンに対し、来年は控えドライバーのストフェル・バンドーンを乗せることになると告げたと報道。
さらに、『Sunday Times(サンデー・タイムズ)』は、「バトンは16年前にF1キャリアをスタートさせたウィリアムズへの復帰はしないことにしたと考えられている」と付け加えていた。
■交渉はこれからだとデニス
だが、デニスはイギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し、契約に関する話し合いは近々始められるものの、まだ実際には交渉を行ってはいないと次のように語った。
「我々はこれまでモンツァで内部的な話し合いを行うことになると言ってきていた。取締役会での最終決定は9月末に行われることになる。それが計画だし、これまでと何も変わっていない」