2016年F1第12戦ドイツGPが7月29日(金)、ホッケンハイムリンク(全長4.574km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目で、午前中に引き続いてメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップに立った。
●【タイム結果】F1ドイツGP フリー走行P2、タイム差、周回数
フリー走行1回目でトップに立った地元ドイツ出身のロズベルグが、観客の声援を受けながらこのセッションでも快調な走行を見せる。最大のライバルであるチームメートのルイス・ハミルトンにコンマ4秒の差をつけて2セッション連続でトップの位置をキープした。
3番手にはやはりドイツ人ドライバーであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルが入ったが、4番手5番手にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが食い込み、キミ・ライコネン(フェラーリ)は6番手に続く形となった。
7番手にはフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ、8番手にマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトン、9番手にフォース・インディアのセルジオ・ペレスと続き、ここまで6セッション連続で7番手につけていたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、このセッションを10番手で終えている。
予選に向けてフォース・インディアが最大のライバルとなりそうな展開が見えてきたマクラーレン・ホンダだが、セッション中にはバトンがシートが熱いと無線で訴える場面も。そのときに煙が発生したためかバトンは目に痛みを感じると訴えたために大事をとってマンハイム病院に向かったという。
マクラーレン・ホンダは2台ともにトップ10圏内で終えたものの、今後に向けて不安が残るセッションともなった。
F1ドイツGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。