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フォース・インディア「シルバーストンで過去最高の結果だ」/F1イギリスGP決勝

2016年07月11日(月)7:59 am

2016年F1第10戦イギリスGP決勝を終え、フォース・インディアのセルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグは、次のようにコメントした。

●【結果】F1イギリスGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■セルジオ・ペレス「スピンさえしなければ5位も可能だった」
決勝/6位
「2台揃ってポイント圏内でゴール、これはチームにとって好結果だ。ただし、第1コーナーでスピンさえしなければ5位も可能だった。あれで僕のレースは終わったと思ったくらいだ。でも何とかマシンの姿勢を保ったよ。ところがタイヤにフラットスポットが出来て、残りのレースはタイヤの性能低下との戦いになった。必死にプッシュして何とか(キミ)ライコネンを抑えようと思ったが、少し余裕ができてタイヤをセーブしようとした隙を突かれて彼に抜かれた」

「ミディアムでのスティントは恐ろしく長かった。タイヤは減る一方で、ちょっとした危機的状況でだった。それでもチームは、好機を逃さず的確な判断を下した。最終的にそれが功を奏したんだ。コースコンディションは、特にレース前半ですごく難しかった。乾いたラインができる一方、いったん濡れたところに出ると、あっという間にグリップを失う。ただ前を向いて走るだけで上出来さ。決してマシンは自分の腕にしっくりこない週末だったが、それで大量得点できたのは満足度も高い。先週末の失望(第9戦オーストリアGPのリタイア)を補って余りある」

■ニコ・ヒュルケンベルグ「結果は別として、レース展開に不満」
決勝/7位
「確かにチームにとって良い結果だったが、僕個人はレース展開に不満なんだ。自分の思い通りに行かなかったからね。バーチャルセーフティカーでかなり損をした。すでにインターミディエイトに履き替えていた僕は、多くのクルマに前に出られてしまった。その後は長い間、フェリペ(マッサ)に前をふさがれた。僕の方がよっぽど速かったのにね」

「ドライの走行ラインはごくわずかで、それを外れるとあちこちに水たまりがあって追い越しを仕掛けるのは容易なことではなかった。全員がドライ用タイヤに履き替えると、面白いようにコースを外れていたね。特に第1コーナーは要注意だった。最後まで路面が濡れていたから」

「ミディアムタイヤでのスティントは、とてつもなく長かった。最後の数周はいかにタイヤをだましだまし使いながらゴールにたどり着くか、そんな走りだった。そんなレースの流れに手放しで喜ぶわけにはいかないけれど、マシンの性能には感心している。それに多くのポイントを奪えたのも嬉しい」

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