マックス・フェルスタッペンの父親ヨスは、アゼルバイジャンで行われているF1ヨーロッパGP(19日決勝)には同行していない。
18歳のフェルスタッペンは、第5戦スペインGPからレッドブルに移籍。トロロッソに在籍していた頃は息子につきそってガレージにいたヨスだが、それ以降は距離を取っている。
父親が来ていないのは、F1にデビューして以来、初めてのことだ。
「父とは電話でたくさん話すよ」とフェルスタッペンは『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に話している。
「今はトップチームにいるから、レースウィーク中に父にできることは減った」
「父にはちょっと退屈なんだよ」
だからベルギーにいる自宅で2歳になる娘と一緒にいるほうがいいだろうとフェルスタッペンは話す。
「僕にとってはそれほど変わりはない」
「どっちにしろ、レースウィーク中は父とそれほど顔を合わせなかった。僕はエンジニアとの仕事やミーティングで忙しいから」
「父と話すのは、夜のホテルと、朝サーキットに行く途中だけだった」
■ドライバー仲間と移動したフェルスタッペン
フェルスタッペンは、ほかのドライバーらと同じ飛行機でアゼルバイジャンに移動した。
これはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が手配したもので、チームメートのダニエル・リカルドのほか、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、エステバン・グティエレス(ハースF1)、テレビで解説を務める元F1ドライバーのデビッド・クルサードが一緒だった。
「便利だし、それだけじゃなく、レースウィーク以外でほかのドライバーときずなを深めるのもいいものだよ」
「僕たちが話すのは、F1についてだけじゃない。例えば、フェリペの息子は最近カートを始めたんだ。そういう話が聞けるのもいいね」
Touchdown at Baku #EuropeanGP #airrosberg pic.twitter.com/JKakfMjPtj
— Max Verstappen (@Max33Verstappen) 2016年6月15日