2016年F1第6戦モナコGP1日目を終え、エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ)は次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ/レーシング・ディレクター)「グリップが予想外に低レベル」
「数々の物語を生んだ名コースだけに、いつも初日は仕事が山積みだ。午前のセッションは、何だか読みにくかった。cで、理解するのに少し時間がかかったよ」
「決して、今日の結果が終わりではないと思う。難攻不落のサーキットが持つユニークな性格をより理解しようと、いろいろな作業を試みたものでね。今後は土曜日(5/28)の予選をにらんで、速さを最大限に引き出すことに集中する。長いF1シーズンの中でも、モナコGPは、もっとも過酷な予選なのだ」
「午前のセッションで飛んできた排水口のふたの直撃をマシン前部に食らったジェンソン(バトン)は、怪我がなくてラッキーだった。大会主催者はコースの安全性確保に尽力しているとは言え、いったい何が起きたのか調査する必要がある。あんなことが二度と起きてはならない」