ホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1モナコGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。
■長谷川祐介「ワクワクするレースを期待」
「モナコGPに向かうのは常に特別な感慨があります。多くの歴史を持つF1を象徴するレースですからね」
「市街地サーキットは、スピードそのものは低いものの、複雑でテクニカルなサーキットです。我々のクルマはこういうタイプのサーキットには合っていると信じています。ですからパワーユニットとシャシーのバランスをうまくとり、最大限の力を絞り出すことができれば、週末を通じて競争力を示すことができると思っています」
「コース幅が狭く、コーナーもきついこのサーキットはどのドライバーにとっても腕が試されるものになります。しかし、我々には技術と経験を持つ世界を代表するドライバーが2人います。ですから、この週末が我々に何をもたらすかを楽しみにしています。新しいウルトラソフトコンパウンド(タイヤ)がモナコで初めてお目見えすることになりますし、ワクワクするようなレースになるだろうと期待しています」