【予選速報】マクラーレン・ホンダ初のQ3進出 レッドブルが2列目確保／F1スペインGP
2016年F1第5戦スペインGPが5月14日（土）、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット（1周／4.655km）で2日目を迎え、現地時間14時（日本時間21時）から行われた予選でルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）がポールポジションを獲得した。今季3回目、通算52回目。
【結果】F1スペインGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
Q1では、時折強い風が吹くコンディションのもと上位チームが順当にタイムを出していく。だが、ウィリアムズのフェリペ・マッサがQ1突破タイムを出すことに失敗し、姿を消すという波乱が起きた。
Q1で敗退した6名のドライバーは次の通り。17番手ジョリオン・パーマー（ルノー）、18番手フェリペ・マッサ（ウィリアムズ）、19番手マーカス・エリクソン（ザウバー）、20番手フェリペ・ナッセ（ザウバー）、21番手パスカル・ウェーレイン（マノー）、22番手リオ・ハリアント（マノー）。
Q2では、今週末からレッドブルに移籍したばかりのマックス・フェルスタッペンがメルセデスAMG勢につぐ3番手タイムを刻んでみせる。非常に接近した戦いが繰り広げられる中、フェルナンド・アロンソが10番手に食い込みマクラーレン・ホンダに初のQ3進出をもたらした。ジェンソン・バトンはわずかにQ3進出タイムにとどかず、12番手に終わっている。
Q2で敗退した6名のドライバーは次の通り。11番手ニコ・ヒュルケンベルグ（フォース・インディア）、12番手ジェンソン・バトン（マクラーレン）、13番手ダニール・クビアト（トロロッソ）、14番手ロマン・グロージャン（ハース）、15番手ケビン・マグヌッセン（ルノー）、16番手エステバン・グティエレス（ハース）。
Q3では、最初のアタックでニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）が暫定ポールタイムを刻み、フェルスタッペンが暫定2番手タイムを刻む展開となる。だが、最後のアタックでハミルトンが逆転しロズベルグにコンマ3秒近い差をつけて3レースぶりのポールポジションに輝いた。
ダニエル・リカルドが3番手、マックス・フェルスタッペンが4番手に入り、レッドブル勢が明日の決勝を2列目からスタートすることに。フェラーリ勢はキミ・ライコネンが5番手、セバスチャン・ベッテルが6番手と3列目に沈んだ。
以下、7番手バルテリ・ボッタス（ウィリアムズ）、8番手カルロス・サインツ（トロロッソ）、9番手セルジオ・ペレス（フォース・インディア）、10番手フェルナンド・アロンソ（マクラーレン）という結果だった。
F1スペインGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。
