ミハエル・シューマッハの元マネージャーであるウィリー・ウェバーは、シューマッハの病状を明かさない方針に疑問を投げかけている。
7度のF1王者であるシューマッハは、2年前のスキー事故で頭部に大ケガを負い、現在もスイスの自宅で療養生活を続けているが、詳しい状況については明かされていない。
ジュニア時代からシューマッハのマネージャーを務めていたウェバーは、スキー事故以来シューマッハとの面会を許されていないと昨年末にドイツの『Bild(ビルト)』紙に明かしていた。
「残念ながら、フェイスブックに書いた通りだよ。コリーナ(シューマッハの妻)は、私がミハエルと一切接触できないようにしている」
今回ウェバーはフランスのゴシップ誌『Gala』に次のように語った。
「私が願っているのは、いつか電話が鳴ることだ。それはミハエルからで、昔のように“ウィリー、ここに来てくれ。話し合うことが山ほどある”と言ってくれることだけだよ」
シューマッハの状態について詳細を明かさない方針については、ウェバーはこう話している。
「ミハエルの健康に関して率直なメッセージが聞ければ、ファンも喜ぶと思う」
「ミハエルと何年も働いてきた人たちにとっても、この状況を乗り切る助けになるだろう」