フェラーリの2016年型F1カーが、バルセロナで行われる今年最初のF1公式シーズン前テストの前日にサーキット走行を行うことになるかもしれない。
■テスト開始前日にフェラーリとハースが実車走行との情報
フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニによれば、フェラーリでは宣伝用の撮影を目的とした「フィルミングデー」活動として21日(日)にバルセロナで2016年型車を走行させるだろうという。
トゥッリーニは、今年からフェラーリエンジンを搭載してF1参戦を開始するハースも、フェラーリとともに21日のフィルミングデー活動に参加し、2016年型車の初走行を行うことになるかもしれないとしている。
■新車に乗れば今シーズンの展望も見えるとライコネン
フェラーリドライバーのキミ・ライコネンは、先週末に母国フィンランドで行われたイベントに姿を見せていたが、『Iltalehti(イルタレティ)』紙は、その際「キミは、テストが始まればすぐに自分のクルマがどれほどよいか分かると語った」と報じ、次のように付け加えている。
「彼(ライコネン)は、新しいステアリングホイールを握れば、すぐにどういうシーズンを迎えられるかが分かると言った」
今年は22日(月)から4日間にわたってバルセロナで公式シーズン前テストが開催されることになっている。バルセロナではその翌週3月1日(火)からさらに4日間のテストが予定されており、開幕までに合計8日間のテストが予定されている。