昨シーズン限りでレッドブルと決別し、フェラーリへ移籍したセバスチャン・ベッテルだが、2015年シーズンをメルセデスAMGの2人のドライバーに次ぐランキング3位で終えている。
そのベッテルにとって、同じドイツ出身で7度のF1王座に輝いたミハエル・シューマッハは、よき先輩でもあり友人でもあったことはよく知られている。
スイスのメディアから、現在スイスの自宅で2013年末のスキー事故で負ったけがのリハビリに努めているシューマッハに関し、これまでに何回お見舞いに行ったのかと質問を受けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が次のように答えたと伝えられている。
「それは非常に個人的なことだし、誰にも関係のない話だよ」
実際のところ、ベッテルはかたくなにプライバシーを守ることで有名だ。ファンも、実際にベッテルが結婚しているのか、実際に何人子供がいるのかということもはっきりとは知らない。
これに関して質問されたベッテルは、「結婚はしていない。子供は2人だよ」と答え、ほほ笑みを浮かべながら次のように続けた。
「辞書で“プライベート”という言葉を引いてもらえばその意味がはっきり分かると思うよ」
「もちろん、今日ではほとんどの人たちが自分のプライベートライフを公開していることに理解もできる。だけど、僕のプライベートライフは自分だけのものなんだ」
そう語ったベッテルは、次のように付け加えた。
「これはごう慢なことでも何でもないと思うよ」