ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2015年F1第19戦アブダビGP1日目を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが次のようにコメントした。
■ニコ・ロズベルグ「ルイスとはもっと接戦になる」
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「アブダビでいいスタートが切れたよ。だけど今週末は僕にとってはかなり厳しくなりそうだ。僕のクルマのエンジンはもうすでにかなりの距離を走ったものだからね。モンツァで問題を抱えてから、僕たちは19レースにわたって、計画よりもさらにエンジンの寿命を延ばす必要があった。だからストレートでは間違いなく少しエンジンパワーが足りないし、コーナーでタイムを稼ぐしかないんだ」
「ルイス(ハミルトン)とは激しい戦いになりそうだ。今日の彼はタイムアタックのときにうまくまとめられていなかった。だから明日は絶対にもっと接戦となるはずだよ。僕はそれを楽しみにしている。このレースでは絶対に勝ちたいと思っているし、ガレージのみんなにシーズン終了をお祝いする理由を提供したいと思っているよ」
■ルイス・ハミルトン「ロングランペースの改善が必要」
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「すごく普通の金曜日だったね。サーキットは昨年ととても似たような挙動を示していたから、新たに学ぶこともそれほど多くはなかった。タイヤの性能をうまく発揮しきれなかったけれど、ここでのタイヤのもちはかなりいいよ。特にスーパーソフトがね」
「セッションの間にクルマに少し変更を加えたんだ。ここまでのところは比較的いい感じだよ。ロングランのペースはそれほどよいとは感じられていないから、そこをもっと改善しないとね。今夜はいくつか手直しをすることになると思うし、明日はもっとよくなることを期待している」
「ここは追い抜きがすごく難しい。だから当然ながらポールを取るに越したことはない。だけど、もっと後ろからスタートしたら勝てないというわけでもないよ」