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ハースF1、評価の高いマグヌッセンを「ナンバー1ドライバー」として検討

2015年11月05日(木)16:54 pm

先ごろ、マクラーレンの控えドライバー契約を解除されたことが明らかとなったケビン・マグヌッセンだが、2016年からF1に参戦するアメリカのハースF1と契約間近のところまで行っていたことが明らかとなった。

■【まとめ】F1ドライバー契約・移籍2016

マクラーレンの育成ドライバーとして2014年にF1デビューを飾ったマグヌッセンだったが、ホンダと手を組むことになったマクラーレンにフェルナンド・アロンソが移籍してきたことにより、わずか1年でレースシートを失い、再び控えドライバーへ降格されていた。そして、10月には来季の契約を結ばないことをマクラーレンから通知され、レーシングドライバーとしてのキャリアにおいて大きな岐路に立たされている。

かつて2013年にザウバーからマクラーレンに迎え入れられたものの、やはりわずか1年でそのシートをマグヌッセンに奪われていたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)は、『Telegraph(テレグラフ)』に次のように語った。

「彼(マグヌッセン)がやってきたけれど、残念なことに彼ら(マクラーレン)は彼のキャリアを台無しにしてしまったよ」

マグヌッセンは、有名なル・マン24時間レースを擁するWEC(世界耐久選手権)に自分の活路を見いだすべく、今月には最強ポルシェチームのプロトタイプカーでテストを行う予定となっている。

そんな中、ハースF1のオーナーであるジーン・ハースが、マグヌッセンをナンバー1ドライバー候補として検討していたことを明かしている。

ハースは、F1公式サイトに次のように語った。

「彼はマクラーレンのチームでも非常に評価が高かった。実際のところ、ロマン(グロージャン/現ロータス)から断られたら、我々としてはナンバー1ドライバーとしてのシートに彼を乗せていただろう」

ハースは、マグヌッセンやグロージャン以外にも、フォース・インディアとの契約を延長したニコ・ヒュルケンベルグともかなり突っ込んだ話し合いをしていたと考えられている。

そのハースは、F1メキシコGPが開催された先週末のメキシコシティにおいて、現在はフェラーリの控えドライバーを務めているメキシコ出身のエステバン・グティエレスと契約したことを明らかにしている。

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