2015年F1第17戦メキシコGPが10月31日(土)、エルマノス・ロドリゲス・サーキット(1周4.304km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間11月1日4時)から行われた予選でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがポールポジションを獲得した。今季5回目、通算20回目。
【結果】F1メキシコGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
トラブルを抱えたマクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが予選へ出走することができず、Q1は全19台での戦いに。
かなりの接近戦が展開され、ほとんどのクルマが1分21秒台の中にひしめきあう状態となる。懸命にQ2進出を目指したフェルナンド・アロンソだが、惜しくも16番手でQ1敗退となった。
Q1で脱落した4名のドライバーは、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)、アレキサンダー・ロッシ(マノー・マルシャ)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)だった。
Q2は、メルセデスAMG勢やフェラーリのセバスチャン・ベッテルが順調に好タイムを刻む中、昨日のフリー走行3回目にエンジントラブルが発生し、エンジン交換を行ってなんとか予選に間に合っていたキミ・ライコネン(フェラーリ)に今度はブレーキのトラブルが発生。ライコネンはなすすべなくクルマを降り、予選Q2での敗退が確定。
Q2で脱落した5名のドライバーは、カルロス・サインツ(トロロッソ)、ロマン・グロージャン(ロータス)、パストール・マルドナード(ロータス)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、キミ・ライコネン(フェラーリ)だった。
Q3は、メルセデスAMG勢同士によるポールポジション争いが展開されるが、ロズベルグがハミルトンにコンマ2秒弱の差をつけて4戦連続のポールポジションを獲得した。3番手につけたベッテルまでが1分19秒台をマークしている。
4番手から10番手までの結果は次の通り。4番手ダニール・クビアト(レッドブル)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、7番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、9番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。
16番手に終わったアロンソと、予選に出走できなかったバトンのマクラーレン・ホンダ勢は、パワーユニットコンポーネントなどの交換によるグリッド降格ペナルティーにより、明日の決勝は最後尾からのスタートとなる。
F1メキシコGP決勝は、日本時間11月2日(月)の午前4時から始まる。
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