マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)が、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1第16戦アメリカGP初日を終え、次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ「来てくれたファンには申し訳なかった」
「ときどき、ファンからウエットコンディションのときにどうして走ろうとしないのかという質問を受けることがある。だが、今日の天候は誰が見ても走行することが不可能だったのは明らかだった」
「コースのほとんどが水没してしまっていたし、いたるところに水たまりができていた。そしてサーキットのほとんどが濃い霧に包まれてしまっていた。作業者には雷に打たれる危険性があったし、メディカルヘリコプターも安全に飛行できない状態だった。今日の午後の走行は無理だったよ」
「もちろん、今日ここに訪れてくれ、F1カーが走るところを見たいと思っていたファンには気の毒に思う。今日、我々が走行できなかった理由を理解してもらえるといいんだがね。しかし、彼らのために、明日以降素晴らしいショーをお見せすることができるよう期待しているよ」