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“ロシア寄り発言”で批判を受けるF1のボス

2015年10月20日(火)17:00 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、ロシアの国営テレビ局『RT』とのインタビューで語った内容が批判の対象となっている。

現在、アメリカがロシアに対し、シリア情勢に不当に関与したと批判を行っている。そんな中、今週末にはテキサス州オースティンでF1アメリカGPが開催されようとしているが、そのタイミングにおいてエクレストンは『RT』に次のように語った。

「(プーチンは)スーパーだよ。私は彼の最大の支援者だ」

「私はロシアが西側諸国のことを気にしているとは思っていないよ」

「多分、西側のほうが気にかけているんだろうし、彼らはそうせざるを得ないんだろう」

エクレストンはさらに、世界中どこを探しても本当の民主主義が行われている国などはないと思っているとし、アメリカに対しても「それほど熱烈に支持しているわけではない」と認めていた。

「彼ら(アメリカ)にとって最大の問題は、自分たちが世界中で最も偉大な力を持っていると信じていることだ」

そう語ったエクレストンは、次のように付け加えていた。

「信じているだけで、それは事実ではない。信念だけさ」

こうしたインタビューに対し、その後メディアが批判的な論調を展開したのは言うまでもないことだろう。

この件に関する質問を受けたエクレストンは、次のように答えた。

「彼(プーチン)は我々のためにいいグランプリを開催してくれている。だから、私にとって彼は何の問題もないよ」

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