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フェラーリの改良とベッテルの存在に警戒を強めるメルセデスAMG

2015年10月04日(日)18:41 pm

メルセデスAMGのチーム代表トト・ヴォルフは、フェラーリの改良に警戒を強めている。

メルセデスAMGは、F1第13戦シンガポールGPでは突然の不振に陥り、フェラーリのセバスチャン・ベッテルに大差での勝利を許した。しかし、次の第14戦日本GPでは、本来の強さを取り戻し、1-2フィニッシュを飾っている。

あと5戦を残してランキングトップに立つルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、ベッテルに対して59ポイントのリードを守っている。

しかし、ベッテルはあきらめていない。「レーシングドライバーが信じるのをやめたらおしまいだよ」と日本GPのレース後に話している。

ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』によると、フェラーリはアメリカGP(10月25日決勝)で残りの4トークンを使って改良を施した5基目のエンジンを投入するという。対してメルセデスAMGはすでにトークンを使い終わっている。

ヴォルフは、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「フェラーリは飛躍的に前進している」

「その前進のスピードは大したものだ。2016年にはさらに大幅な飛躍をすると見ている」

ヴォルフは、今もメルセデスAMGが明らかに有利であることに変わりはないとしているが、「今後何が起きるにしろ、2014年の繰り返しにならないことは明らかだ」と話す。

また、今年フェラーリに加わったベッテルの存在も大きいとヴォルフは見ている。

「彼(ベッテル)には確かに影響力がある」とヴォルフ。

「チームを鼓舞しているだけでなく、テクノロジーを深く理解しており、レースの勝ち方を知っているからね」

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