2015年F1第12戦イタリアGPが9月4日(金)、モンツァ・サーキット(全長5.793km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目で、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。
高速サーキットとしてしられるモンツァだけに、このセッションでもパワーに勝るメルセデスエンジン搭載チームが安定した速さを見せた。午前中に続いてハミルトンが1分24秒279をマークしてトップに立つと、チームメートのニコ・ロズベルグが100分の2秒差で2番手につけ、ここでもメルセデスAMGが1-2体制を築く。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルがメルセデスAMG勢にコンマ7秒遅れの3番手で続くも、セルジオ・ペレスとニコ・ヒュルケンベルグのフォース・インディア勢がエンジンパワーを生かして4番手、5番手につけている。
6番手から10番手まではキミ・ライコネン(フェラーリ)、ロマン・グロージャン(ロータス)、パストール・マルドナード(ロータス)、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)と続いた。
11番手12番手にもフェラーリエンジンを搭載するザウバー勢が続いたことで、ルノーエンジン勢はトップ12も入ることができないという苦しい状況に置かれている。
マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが16番手につけるも、ジェンソン・バトンのクルマにはトラブルが発生した模様で、わずか3周しかできずに19番手でこのセッションを終えている。
F1イタリアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。