NEXT...F1開催スケジュール

イタリアGPを前に生き残りに向けて意気込むモンツァ

2015年09月03日(木)7:09 am

F1イタリアGP(6日決勝)を前に、モンツァ・サーキットでのF1開催契約延長に向けた意気込みがいっそう高まっている。

モンツァは、65年のF1の歴史を通してほぼ毎年イタリアGPを開催してきた伝統のサーキットだ。しかし、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、新しい契約が合意に達しない場合はF1カレンダーから消えると警告している。

モンツァが位置するロンバルディア州のロベルト・マローニ知事は、今週末のイタリアGPを前に、次のようにジョークを飛ばしている。

「新契約に署名する場合に限って、彼(エクレストン)のイタリア入国を許可することにしよう」

マローニは、ロンバルディア州が今後10年間にわたってモンツァに7000万ユーロ(約95億円)の支援をすると話している。

「イモラやムジェロといった代替案は望んでいない。イタリアGPが可能なサーキットはここだけだ」とマローニは強調する。

■交渉の鍵は開催権料

イタリア自動車クラブ会長のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは、交渉の見通しについて次のように語る。

「個人的には楽観視している。だが、力を合わせる必要がある」

「バーニーが正しい行動をとるよう求めているのは承知している。それを彼に提案するつもりだ」

「彼もモンツァの歴史には理解を示している。だが、F1の費用は非常に高額だ。それを遵守できなければならない」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック