「美しきモンツァよ」トロロッソ／F1イタリアGPプレビュー
トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンが、モンツァ・サーキットで行われるF1第12戦イタリアGP（6日決勝）に向けて意気込みを語った。
■カルロス・サインツ「グリッド・ペナルティを跳ね返してみせる」
「モンツァ、昔ながらの古典的なサーキットだね。ドライバーなら誰もが好きなサーキットだ。去年（フォーミュラ・ルノー3.5でポール2回、優勝1回）は楽しかった。F1で走ると、また違うだろうね。今年の最高速に手が届くはず。今からアドレナリンが吹き出そうだ」
「（第11戦ベルギーGPでエンジントラブルを起こしたため）交換は必要だが、早くマシンに乗りたくてたまらない。10番グリッド降格処分は免れないけれど、せめて決勝では同じ数の順位を取り戻したい。（フェルスタッペンが）スパでやってのけたようにね。彼にできるなら、僕もできるはずさ！」
「とにかくツキの無さにはうんざりだ。モンツァでは、前に向けて突き進んでやる！」
■マックス・フェルスタッペン「限界までプッシュ」
「とにかく待ちきれない。高速からのハード・ブレーキング、そして独特の雰囲気。モンツァは僕が好きなタイプのサーキットさ。去年のF3テストで走ったのが唯一の経験だが、実戦はテストと違って、きっと素晴らしいフィーリングだろうね」
「ところで僕は先週、ちょっと風変わりなトレーニングをしたんだ。水上スキーさ！すごくスリリングで楽しかった。それに、実際のところ腕の筋肉を鍛えるにはピッタリだよ！」
「エンジンパワーが求められるモンツァは僕ら向きのサーキットではない。それでも僕は限界までプッシュするつもりだ。チームの母国レースだから、僕らにとって特別な一戦だ。みんなのモチベーションはさらに高くなるだろう。願わくば再び好結果を出して、もっとポイントを稼げるといいな」
