「ポイントを取りに行く」トロロッソ／F1ベルギーGP2日目
スパ・フランコルシャンで開催中のF1第9戦ベルギーGP2日目、予選を終えたトロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンは、次のようにコメントした。
【結果】F1ベルギーGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■カルロス・サインツ「今年最高の予選だった」
フリー3／11番手
予選／10番手
「こんなに走って楽しいコースって他にある？今週末、予選が始まるのを心待ちにしていたんだ。フリー走行では燃料をより多く積んでいるから、あまり速さを感じない。でも予選ではスピードを味わえるだろうって思ったんだ。そして、案の定だったよ。Q3に上がれてとても嬉しかった。最後のアタックでもう少しタイムを縮められたかもしれないが、僕らなりにいい結果だった。事前の計算では難しいだろうってことになっていたから、ビックリしちゃった」
「僕ら向きのコースではないのは変わらない。あすのレースは苦労するだろう。でもできるだけプッシュして他車にミスがあればそれに乗じ、トップ10以内でフィニッシュできたら嬉しい。今日は僕的に今年いちばんの予選セッションだったと思う。今はそんなこと忘れて明日のレースに集中すべきだけどね。だって決勝をがんばらないとポイントはもらえないから」
■マックス・フェルスタッペン「ロングランのペースはいい」
フリー3／13番手
予選／15番手（エンジン交換により、決勝でグリッド10番降格）
「今日の予選はQ1でいきなり出鼻をくじかれた。なんとかQ2までは行ったが、パワーユニットが気になってラップに集中できなかった。ほんとうのことを言えば、いずれにしろQ2で止めておこうって話になっていたんだ。どうせ明日のレースで10番グリッド下げられるから、がんばってQ3に上がる意味はないのさ。Q2で終われば多少タイヤだってセーブできる。できればポイントを狙いたいんだ。簡単ではないことは分かっているが、すぐ隣りの故国オランダからやってくるファンの前で走るから、きっと彼らの応援をもらって頑張れるはずだ。僕には自信がある。決勝は期待しているよ」
「けさのフリー走行3回目でロングランのペースがかなりいいことが分かった。明日もその通りだといいね。苦労の多い週末になってしまったが、マシンの感触がいいのは救いだ。それにこのサーキットでは何が起きても不思議はない。きっと激しい戦いが待っているだろうね。でも絶対にフィニッシュしてポイントを取ってやる。ここスパで最高の結果を出してみせるよ」
