ザウバーが23日(木)に声明を出し、2016年も今季と同じマーカス・エリクソンとフェリペ・ナッセのドライバーラインアップで戦うことを正式に発表した。
エリクソンは2014年に小林可夢偉のチームメートとしてケータハムからF1デビュー。ケータハムが経営破たんに陥ると、今年はザウバーに移籍することを発表していた。
2016年もザウバーで続投することが決まったエリクソンは「チームがもう1年、僕の可能性を信じてくれたことをとてもうれしく思っている。ザウバーモータースポーツの一員でいられることを誇りに思うし、成功に向けて最善を尽くしていきたい」とコメント。
ナッセは、2014年はウィリアムズのテストドライバーを務めていたが、ブラジル銀行というスポンサーを引き連れてザウバーに移籍。今年F1デビューを飾っていた。
ナッセも「ザウバーとの契約を延長できたのは僕のキャリアにとっては重要なステップだ。今後もできる限りチームをサポートしていきたいし、新車の開発にもかかわっていきたい」と語った。
ザウバーの女性チーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、今回の契約延長について次のように語っている。
「マーカスとフェリペとの契約を延長することができてよろこんでいます。私たちはマーカスとフェリペの才能と技術に全幅の信頼を寄せています。彼らはチームに前向きな推進力を与えてくれています。まだ若いにもかかわらず、プロフェッショナルとしての仕事ができますし、彼らは2人ともすでに来年のザウバーC35の開発にも熱心にかかわってくれています」