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ロン・デニス「今のチームはマクラーレンの歴史の中でも最高レベル」

2015年07月15日(水)18:51 pm

マクラーレン・グループの総帥であるロン・デニスが、F1マクラーレン・チームの管理体制は非常にうまく機能していると主張した。

最近、元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンが、今季マクラーレン・ホンダが予想以上の苦戦を強いられているが、その責任のひとつはチーム首脳陣にあると批判。これに対し、デニスがジョーダンを指して「有名なばか者」だと発言したことがメディアをにぎわせることとなっていた。

そのデニスは、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』最新号の中で、現在マクラーレンを率いるエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)やジョナサン・ニール(最高執行責任者)は非常にうまくやっていると次のように語っている。

「私もグランプリには顔を出している。だが、私はグループ全体の最高責任者であり、F1以外の仕事もある」

「もちろん、我々のビジネス全体の中でF1は非常に重要なものだ。だが、私は直接そこには携わっていない。私はオブザーバーの立場なんだ。会議にも参加はするが、組織には所属していない」

「私の意見は尊重されるよ。多くの経験を有しているからね。だが、私は介入したいとは思っていない。私の役割は、チームをひとつにまとめ、異なる意見を持つグループに分裂してしまうことを避けることなんだ」

デニスは、レース結果はともかく、今のチームはかつてないほどにまとまっていると次のように続けた。

「チームはうまく運営されている。管理的視点から見ても、今はマクラーレンの歴史の中でも非常にいい状態だと言えるよ。現時点では結果が非常に悪いから、そう言えば奇妙に聞こえるかもしれないがね」

「ドライバーたちもそのことは理解している。彼らの前向きな姿勢を見れば分かることだ」

そう述べたデニスは、次のように結んでいる。

「F1活動は、マクラーレンにとっての表の顔だし、我々は、今後数か月のうちにばん回し、それを誇らしく思うことになるだろう。私はそうなると確信しているよ」

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