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「2017年以降のF1は間違いなく変わる」とメルセデスAMGのボス

2015年07月08日(水)18:02 pm

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフが、2017年以降のF1カーが今よりももっと速くなるのは間違いないと語った。

ここ最近F1からのファン離れが指摘されているが、その中でも大きな原因のひとつが、下位カテゴリーのクルマとそれほどスピードに差がないことだと言われている。F1の人気ばん回を目指す関係者は、2017年以降は現在よりも1周あたり5~6秒速く走行ができるF1カーの導入を目指し、現在そのためのルール整備などに取り掛かり始めたところだ。

だが、そのためにどういう手法を採用するかについては、主要F1チームと統括団体であるFIA(国際自動車連盟)、そしてバーニー・エクレストン率いるF1商業権管理会社であるFOMによって構成された意思決定機関であるストラテジー・グループに委ねられることになっている。

しかし、エクレストンは、通常次の会議日程を決めることにも相当な時間を要するという現状のストラテジー・グループにおいては、決めなくてはならないことがかなり棚上げ状態となっていると発言している。

だが、ヴォルフはオランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように語った。

「我々は2016年2月までに投票による決定を見なくてはならない。だが、私は全チームが合意に至ると信じているよ」

「新しいレギュレーションが施行されることになるだろう」

そう述べたヴォルフは、次のように付け加えた。

「クルマは2017年にはかなり速くなるだろうし、ドライバーがその中心に据えられることになるだろう。彼らが、ピットウォールからの支援なしに、クルマに関しては全責任を負う状態に戻ると思うよ」

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