ウィリアムズのフェリペ・マッサが、チームメートであるバルテリ・ボッタスが行ったコメントに反論した。
【結果】F1イギリスGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
ボッタスは、先週末のF1イギリスGP(第9戦)でマッサが自分を前に出してくれていればチームとして優勝を狙うチャンスもあったかもしれないと発言していた。
イギリスGP決勝を2列目からスタートしたウィリアムズ勢だったが、まさにロケットスタートを決め、マッサは一気に2台のメルセデスAMGを追い抜くと、ボッタスもその後ロズベルグを追い抜き、ウィリアムズが1-2体制を築いていた。
その後、マッサの背後にまで迫ったボッタスだったが、チームからはそのままの順位をキープするようにとの指示が与えられていた。
「僕だったらもっと(メルセデスAMGとの)差を広げることができていたかもしれないと思うんだ」
結果として、終盤の雨にたたられて4位でレースを追えたボッタスは、レース後にブラジルの『UOL Esporte(ウニヴェルソ・オンライン・エスポルチ)』にそう語ると次のように続けた。
「フェリペがピットに入ってからは、僕は2番目に速かった。最初のスティント(スタートから最初のピットインまで)では僕はかなり速かったんだ。後から言うのは簡単だけどね。だけど、(自分を前に出すようチームが指示をしていれば)そのほうがもっとよかったと思っているよ」
このボッタスのコメントについてどう思うかと質問されたマッサは、次のように答えた。
「それは言い過ぎだよ」
「もし彼がそれほど速かったと言うなら、僕を追い抜けただろうに。でも、彼はそうしようとして失敗していたよ」