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トッドFIA会長、シューマッハJrのレースを視察

2015年06月21日(日)13:11 pm

ジャン・トッドFIA(国際自動車連盟)会長は、今週末ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われているドイツF4選手権第3戦を視察する模様だ。同レースにはミック・シューマッハが出場している。

ミックはミハエル・シューマッハの息子で16歳。カートを卒業して今年ドイツF4からシングルシーターに進出。ここまで2戦を終えてシリーズ10番手、新人が対象のルーキー選手権では3番手につける一方、今月のあたまにレッドブルリンクで行われた第2戦では、事故で右手を骨折している。

シューマッハ家とスパは切っても切れない関係にある。1991年F1ベルギーGPで父ミハエルがF1デビューを飾り、翌年の同じレースでF1初優勝、2004年には7度目のF1世界タイトルを決めた思い出の地だ。

ドイツ『Bild(ビルト)』紙によるとミハエルは2012年、近隣の町スパの名誉市民にもなった。

そんなスパを今週末訪れるのが、ミハエルの旧友で元フェラーリのチーム代表、トッドだ。息子ミックのスパ・デビュー戦を我が目で見届けようというのである。

こうしたミックの高い注目度を懸念する声もある。ミハエルを師匠的な存在とするセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だ。

彼はドイツ『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に、次のように話す。「ミックはとてもがんばっている」「でも、あまり彼にプレッシャーがかかるのはよくない。早くもF1を話題にするなんて」

「そんなの、まだまだ先の話だ」とベッテルは付け加えるのだった。

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