F1モナコGP(第6戦)決勝で大きなクラッシュを演じてしまったマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)だが、そのクラッシュによる身体的影響はまったくないことを示してみせた。
モンテカルロ市街地コースのサン・デボーテと呼ばれるターン1のバリアに激しく突っ込んでしまった17歳のフェルスタッペンだが、その数日後にはベルギーのヘンクにあるカート用サーキットでテストを行っている。
そして先週末には、スパ・フランコルシャンにおいてフォーミュラ・ルノー3.5シリーズのマシンや、旧型のレッドブルF1カーでのデモンストレーション走行もやってのけた。
「クラッシュのあとも元気だし、何の問題もないよ」
フェルスタッペンは、自身のウェブサイトを通じてそう主張している。
「なんらかの後遺症が出ているというようなこともないよ。そうじゃなければすぐにカートに乗ったりしなかっただろうしね」
さらに、今回体験したフォーミュラ・ルノー3.5のクルマに関しては、「運転していて面白いし、想像していたよりも強いダウンフォースがあったよ」と説明。
自然吸気V8エンジンを搭載したレッドブルのF1カーについては、次のような感想を語っている。
「V8エンジンはすごく大きな音がするし、観客にとっては楽しいだろうね。でも、現在のクルマのほうがもっとパワーも大きくて速いよ」