ウィリアムズのバルテリ・ボッタスとフェリペ・マッサが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1第6戦モナコGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。
■バルテリ・ボッタス「一年でもっとも特別なレース」
「僕はモナコ住みなんだ。何週間も前からコース整備やグランドスタンドの設営を目にしているから、自然と気持ちが盛り上がる。グランプリに向けての準備や、ただの街路がF1の象徴的なコーナーに姿を変えるところを目の当たりにすると、なんだか変な感じを受けると同時に、貴重な経験をしたなって思う」
「モナコはF1カレンダーの中でも特に攻略が難しいレースだ。だからこそスリリングな運転をたんのうできる。僕にとっては一年でもっとも特別な一戦だよ。初めてこのサーキットを走った年はたいへんな目に遭ったけれど、ある程度の経験を積んだので今年は安心して臨める」
■フェリペ・マッサ「モナコを走るスリルは格別」
「F1ファンがやって来るずっと前から、ドライバーの僕が本番に向けての準備をつぶさに見届けるレースなんてモナコGPをおいて他にはない。めったにできない経験だ。朝、自宅から徒歩で通えるサーキットなんて市街地コースのモナコならではだよ。長い歴史を持つ、特別で、しかも重要なレースだ。いい戦いができるよう願っている」
「僕の好みはスパ(フランコルシャン)やモンツァのような、もっと長くて速いサーキットだが、モナコの一般道を駆け抜けるスリルは何ものにも代えがたい。モナコで心がけるのは、まず予選で上位に入り、そこから何としても決勝を完走すること。それができたら、かなりの高得点をゲットできるチャンスだよ」