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「コースと一体化することが必要」レッドブル/F1モナコGPプレビュー

2015年05月19日(火)11:16 am

レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、モンテカルロ市街地サーキットで行われるF1第6戦モナコGP(24日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ダニエル・リカルド「モナコは、まさに挑戦」
「チームは少し違う見方をしているかもしれないけれど、ドライバーの視点から見れば、モナコはドライバーの力量がとても大きな影響を及ぼすサーキットだと思う。どこであれ、F1カーを運転するのは特別なことだよ。スピードもパワーも、そして加速力もものすごいからね。でもここではまるでスーパーマーケットの中を周回するような感じなんだ。そこがすごくいいんだよ」

「これまでにもモナコでのレースについてはいろいろな表現が用いられてきたのは知っている。ベッドルームの中を自転車で乗り回すような感じだとかね。僕も子供のときはよく家の中で小さな自転車を乗り回していたよ。すごく楽しかったね。障害物競走みたいで、少しばかり危ないことでもあった」

「まさにモナコはそんな感じさ。サーキットは壁で囲まれているし、路面の凹凸も多いからなおさらだ。このサーキットにはいろんな特性があって、クルマに乗っているとそれを感じることができる。ミスを犯すことは許されないし、集中のレベルもすごく高い。すべてを素早く、うまくやれるよう、自分で驚くほどの取り組みを続けるんだ。1周を終えただけで達成感を味わえるほどさ。まさに挑戦だよ」

「モナコGPは半端じゃないね。周囲には大きなエネルギーが充満しているよ。大きなボートがあるし、大金持ちもいる。カッコいい人たちが多いし、まるでハリウッドみたいだよ。1年のほかの時期にもそういったものに囲まれていたいと思っているわけじゃないけれど、ここでの週末を通じてものすごい雰囲気を生み出すし、アドレナリンが噴き出してくるって感じさ」

■ダニール・クビアト「自信を持って臨むことが必要」
「ここは自信を持って臨むことが必要なサーキットだ。サーキットと一体になる必要があるんだ。自分の流れをつかむことが大事だし、精神的にもクルマ的にも正しいアプローチの仕方を見つける必要がある。そしてそれをうまくやるしかないんだ」

「最初はかなり難しいよ。コースに出てすぐにそういう自信を得るのは簡単なことではないし、ずっと自問することになる。いつそうなるだろう? いつ、本当にこれで行けるぞって感覚をつかむことができるだろう? とね。でも、週末のどこかの時点で、それは起こるんだ。リズムを見つけ、ラップタイムもよくなる。サーキットをよく理解することができ、正しい走り方ができるようになれば、すごくいい気分だよ」

「昨年の予選ではかなりうまくやれたけれど、レースではあまり走ることができなかったんだ。クルマにトラブルを抱えてしまったからね。モナコ攻略法に何か特別な秘密があるかどうかは分からないけれど、重要なカギとなるのはひとつだけというようなところではないんだ。本当にすごいコースだよ。すべてのことが一呼吸の間に終わってしまう感じだし、常にアタックラップをやっている感じさ」

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