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ベッテルのF4後援、疑われる本気度

2015年04月28日(火)6:15 am

フォーミュラレースの登竜門、F4ドイツ選手権に「パトロン」の立場から加わったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ところが、これを疑問視する人物がいる。2度のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)覇者ティモ・シャイダーだ。

「F4の知名度向上に役立てばうれしいね」と語っていたベッテル。同シリーズにはミック・シューマッハ、それにハリソン・ニューイの2名が参戦している。シューマッハはミハエル、ニューイはレッドブルの技術部門総責任者エイドリアンを父に持つ、それぞれ二世ドライバーだ。

FIA(国際自動車連盟)直轄の選手権として先週末、オッシャースレーベンで開幕したドイツF4。ところが、せっかくシューマッハJr.がデビュー戦を勝利で飾ったというのに、ベッテルの姿はサーキットになかった。

「いったいセバスチャン(ベッテル)はどこにいるのか知りたいものだ」とシャイダーはいう。彼はDTMでアウディに乗りながらF4では、あるチームの監督を務めている。

「F4を売り込むのは、けっこうな話だが、正しい姿勢で臨んでくれないと応援はできないね」

「彼(ベッテル)はサーキットにいない上に、どこで何をしているか誰も把握していないのでは、それなりの信用度しか得られないだろう」とシャイダーは独スポーツ情報サイト『Sport1(シュポルト・アインツ)』に語った。

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