エプソンがメルセデスAMGとスポンサーシップ契約を締結
メルセデスAMGとセイコーエプソンは28日（水）、複数年にわたるグローバルパートナー契約を締結したと発表した。
これまでにもF1やインディカーなどを始めとするモータースポーツへ積極的な支援を行ってきたエプソンだが、2015年以降F1のメルセデスAMGのオフィシャルチームパートナーとして、インクジェットプリンター、スキャナー、3LCDプロジェクター、スマートグラスやスポーツ・健康分野のセンシング商品を含むウエアラブル機器の分野で同チームをサポートしていくことになるという。
メルセデスAMGでは2月1日（日）からスペインのヘレスで始まる今年最初のF1テスト前に2015年型車を発表する予定となっているが、そのW06にもエプソンのロゴが掲示されるほか、ドライバーのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのヘルメットバイザーとレーシングスーツにもエプソンロゴが掲示される予定となっている。
今回のパートナーシップ契約締結にあたり、セイコーエプソンの碓井稔社長とメルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは声明の中で次のように述べている。
■碓井稔（セイコーエプソン／代表取締役社長）
「メルセデスAMGペトロナス F1チームのオフィシャルパートナーとなることで、エプソンブランドをさらに強化することができるのを本当にうれしく思う。エプソンは、メルセデスAMG同様、常に最新の技術を追求し、業界をリードしていけるよう努力を重ねてきた。今後も、お客さまの期待を超える商品やサービスを提供することで世界中のお客さまに驚きと感動をもたらし続けたいと思っている」
■トト・ヴォルフ（メルセデスAMG／ビジネス担当エグゼクティブディレクター）
「2015シーズンに向けた準備を進めつつある今、エプソンをチームに迎えることができてうれしく思う。先進的な思考を持つ企業と協力関係を築くことに喜びを感じるとともに、エプソンの製品は我々のレースや製造の場に非常によく適合するものだ。革新的な技術や商品を追求する姿勢は、私たちがF1の世界で頂上を目指す姿勢とも共通するものであり、エプソンの技術革新、そしてブランドや商品を世界中で訴求していくためにも、私たちは緊密に連携していくことになる」
