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ハミルトンとロズベルグには今後一切の制約なしに戦わせるとメルセデスAMG

2014年10月14日(火)20:47 pm

今シーズンも、アメリカGP(11月2日決勝)、ブラジルGP(11月9日決勝)、そして最終戦アブダビGP(11月23日決勝)と残すところ3レースのみとなった。

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すでに先週末のF1ロシアGP(第16戦)において今季のコンストラクターズ(チーム別)タイトルはメルセデスAMGの手中に収まることが確定しており、残されたのはドライバータイトルを獲得するのが誰になるのかということだ。

そして、メルセデスAMGがF1ファンのために用意できる最大の贈り物が、今シーズン終盤に、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの2人のドライバーに対して、一切のチームオーダーを出さないことだろう。

現時点では、数字上はまだランキング3番手のダニエル・リカルド(レッドブル)にもF1タイトル獲得のチャンスが残されているとはいえ、現実的にはその可能性はほとんどないことをレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも認めている。

ヴォルフも、今季のドライバータイトルを獲得できるチャンスがあるのはハミルトンかロズベルグに完ぺきに絞られたと次のように語った。

「ポイントを見れば、我々がドライバータイトル獲得に向けて大きな前進を果たしたことが分かる。あと100ポイントが残されている段階で、リカルドに対して92ポイントのリードを奪っているのだからね」

「だから、もちろんみんなが喜ぶような状況にすることができるんじゃないかな。もう彼ら(ハミルトンとロズベルグ)が望むような形で自由にレースをさせても安全だからね」

ヴォルフは、これまでもハミルトンとロズベルグには自由にレースをさせていたものの、2人がスパ・フランコルシャンで行われたベルギーGP(第12戦)でお互いにクラッシュを演じたことで、わずかな制約を課していたことを認めている。

「まだ、この目に見えない小さな束縛があるが、それは完全に取り除くことができるだろう」とヴォルフは付け加えた。

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