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フェルスタッペンのチームメートにベルニュを推すトロロッソのボス

2014年10月12日(日)18:09 pm

ジャン-エリック・ベルニュに、来季もトロロッソのシートを確保するチャンスが残されているかもしれない。

レッドブルのジュニアチームであるトロロッソは、2015年には先月末に17歳になったばかりのマックス・フェルスタッペンがダニール・クビアトのチームメートとなると発表。その時点でベルニュはシートを失うことが確定したものと考えられていた。

ところが、F1日本GP(第15戦)が開催された鈴鹿において、4年連続F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが今季限りでレッドブルを離脱するという驚きのニュースが伝えられた。レッドブルではこれに併せて、2015年にはクビアトがレッドブルへ昇格することも発表。

そのクビアトは、11日(土)に行われたホームグランプリであるロシアGP(12日決勝)予選で自己最高の5番手を確保し、レッドブルの判断が的を射ていたことを予感させる活躍を見せている。

いずれにせよ、現時点では来季トロロッソのシートのひとつは未確定の状態となっており、そこに誰が座ることになるのかについてさまざまな推測が行われている。

現時点でクビアトの後任ドライバー候補の最右翼にあげられているのは、レッドブルの若手育成プログラムメンバーであるカルロス・サインツJr.だ。

だが、フェルスタッペンとサインツJr.というラインアップになれば、2人のドライバーがどちらもそれまでF1でのレース経験を持たないルーキードライバーということになってしまう。

10日(金)にこの件に関する質問を受けたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは、「ほかのドライバーたちもいる」と答えている。

トストが最初にあげた名前は現在トロロッソでレースをしている24歳のベルニュだった。トストは「経験あるドライバー」としてベルニュを評価している。

トストはさらに、『Speedweek(スピードウィーク)』にも次のように語った。

「ベルニュはかなりの経験を積んでいるし、いいパフォーマンスを示してもいる」

「若いマックス・フェルスタッペンと組ませるには、恐らくは、もっともふさわしいだろうね」

だがトストは、来季トロロッソのもうひとつのシートに座ることになるドライバーについては「レッドブルが決めること」であり、その決定は「今後数週間のうちに」行われるだろうと付け加えている。

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