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ビアンキ、重体ながら容態安定

2014年10月07日(火)5:48 am

5日(日)、鈴鹿サーキットで行われたF1第15戦日本GPでマシン回収用の重機に衝突、救急車でとなり町の四日市にある三重県立総合医療センターに運ばれたジュール・ビアンキ(マルシャ)だが、「重体ながら容態は安定」している。

事故から一日後の6日(月)には、ビアンキの両親がはるばるフランスから病院に到着した。

彼の容態については、さまざまな憶測が飛んでいる。中には生命維持装置に繋がれたとの報道もある。これに対しチームは声明を出し、「ジュール(ビアンキ)の身体の状態に関わる情報のやりとり」には「家族の希望」を反映すると発表した。

これとは別に、病院に詰めているFIA(国際自動車連盟)の広報は6日(月)夜、ビアンキの容態は「重体ながら安定」していると発表。

さらにフランスのスポーツ日刊紙『L’Equipe(レキップ)』は、フランス語による同広報との会話で、ビアンキは「非常に重篤ながら安定」しているとの情報を得た。

この日は、雨が強まるなかアマチュアが観客席から撮影したと思しきビデオ映像も明るみにでた。ビアンキ車が重機に突っ込んだ瞬間と、ワイヤーで吊るされたエイドリアン・スーティルのザウバーが衝撃で地上に叩きつけられる様子が映っていた。

「ひどい事故だった」と話すのは、当日のレースでドライバーの立場から審査委員を務めたミカ・サロ。『L’Equipe(レキップ)』の取材を受けたもので、察するにサロもそのビデオを見ている。

また『L’Equipe(レキップ)』は、ジャン・トッドFIA会長の友人で名医師として知られるジェラール・セラン博士も病院に向かっていると報じた。セラン医師は、昨年暮れに起きたミハエル・シューマッハのスキー事故でも病院に駆けつけている。

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