F1日本GP(鈴鹿サーキット)のフリープラクティス2(P2)で、コースインした小林可夢偉(ケータハム)が3コーナーのS字入口で突如バランスを乱してタイヤウォールにクラッシュした。
■【写真】F1日本GPの美女。ホンダで限定Tシャツを販売する美女や、Red Bull X2010を紹介する美女
クラッシュ直後にパドックに戻ってきた可夢偉にいくつかの海外TV局が「何が起こったのですか?」との取材に「何が起きたかわかりません。奇妙でした・・・」と答えた。
3コーナー進入時、ステアリングを左に切ってコーナーに入ろうとした際にリアが突然滑り、ステアリング操作でバランスを戻そうとしたがすでに芝生に出てしまい、半回転して後ろからタイヤウォールにクラッシュした。
左リアのアームは折れてしまい、フロントウィングも壊れている。
イギリスのファクトリーから届くはずのパーツが差し押さえられているということもあり、土曜日の走行への影響が心配される。
ケータハムはP1でR.メリヒを走らせており、可夢偉にとってP2が最初のセッションだった。P2をたった3周で終えてしまい、不完全燃焼という表情の可夢偉。土曜日午後の予選と日曜日午後のレースに向けて、土曜日P3の1時間でセッティングを煮詰める必要がある。
チーム状況や思うように動かないマシン。可夢偉のばん回に期待したいところだ。
■【写真】F1日本GP2014。P1走行中にクラッシュしてパドックに戻ってきたM.フェルスタッペンの写真も。