2014年F1第14戦シンガポールGPが9月20日(土)、マリーナベイ・ストリート・サーキット(1周5.065km)で2日目を迎え、現地時間18時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップに立った。タイムは1分47秒299だった。小林可夢偉(ケータハム)は20番手だった。
【結果】F1第14戦シンガポールGPフリー走行3回目の順位、タイム差
今季はこれまでメルセデスAMGが頭ひとつ抜け出す展開となるセッションが多かったが、ここシンガポールではフェラーリやレッドブルが対等の戦いぶりを示している。このセッションでもロズベルグが一時はほかのドライバーを大きく引き離すタイムでトップに立つも、各車がスーパーソフトに交換してからはライバル勢のほうが大きな伸びしろを見せる。
フリー走行1回目でトップだったアロンソがまたこのセッションでもトップタイムをマーク。レッドブルのダニエル・リカルドがそれに続く2番手タイムを刻み、ロズベルグを3番手に引きずり下ろした。トロロッソのジャン-エリック・ベルニュが4番手につける健闘を見せ、ここシンガポールでの4連勝を狙うセバスチャン・ベッテルが5番手で並んでいる。
6番手から10番手までの結果は次の通り。6番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、7番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、10番手エステバン・グティエレス(ザウバー)。
可夢偉は、ソフトタイヤで臨んだセッション前半ではライバルであるマルシャの2台を上回るも、スーパーソフトに交換した終盤にはジュール・ビアンキ(マルシャ)にかわされて20番手でセッションを終えている。
F1シンガポールGP予選は、この後日本時間22時から始まる。