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うわさにカンカンのアロンソ

2014年09月19日(金)23:56 pm

「シリー・シーズン」と呼ばれ、ドライバー移籍のうわさ話が飛び交うこの時期。自らの将来を巡る憶測に、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が18日(木)、「はた目から見て分かるほどカンカンに」怒った。

スペイン『EFE通信』が伝えたもので、アロンソは、イタリア国内、それもフェラーリ社内から情報が漏れたと考えているという。

うわさとは、イタリア『Sky(スカイ)』が報じた、アロンソとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)による衝撃のシート交換だ。レッドブルはさっそく先週、これを否定した。

いっぽう、この話について18日(木)にシンガポールでイタリアならびにスペインの報道陣に質問されたアロンソは怒り心頭だったらしい。

「僕はチームメート(キミ・ライコネン)の三倍のポイントを稼くなど、がんばっている」と、アロンソ。

「もしかしたら2012年とならんで最高のシーズンかもしれない」「ところが毎レース、木曜日にサーキット入りするとイタリアから飛び火したうわさを打ち消すはめになる」

「これって少しおかしくないかな。とにかく僕からいうことは何もない」

「何か話すとしたら数週間後にするよ。その中身は、すべての人が気に入るものではない」と語ったアロンソ。その口ぶりは、うわさの出どころは知っている、張本人の名前を暴露するぞと、まるで脅しをかけているかのようだった。

「(うわさ)は、誰にとっても得なことはない。僕は長年にわたってチームと密接に仕事をしてきた。働きやすい環境を作り出そうと、みんなと夕食に出かけたりスポーツをしたりして努力したよ。それなのに、こんなうわさがイタリアから伝わるなんて」

「僕だって、いつまでも黙っちゃいない」と、アロンソは完全な攻撃モードだ。

大揺れのマラネロ(フェラーリ本拠地)、とりわけ長年フェラーリの先頭に立ってきたルカ・ディ・モンテゼモーロについてきかれると、アロンソはエリを正して次のように語った。

「多くの(変更)が行われたのは確かだ。(エンジン責任者のルカ)マルモリーニや(ステファノ)ドメニカリもいなくなったし、これからもチームを去る人間はいるだろう」

「モンテゼモーロは多くの成功をもたらしたが、すべての変更はチームをよくするためのものだ」

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