NEXT...F1開催スケジュール

フェルスタッペン「デモ走行でのクラッシュは自分のミス」

2014年09月02日(火)19:24 pm

16歳のマックス・フェルスタッペンが、初めて行ったF1カーでのデモンストレーション走行中にクラッシュしたのは自分の責任だったと認めた。

来年トロロッソからF1史上最年少でのデビューが決まったフェルスタッペンだが、先週末、多くの観客に見守られながら母国オランダのロッテルダム市街地で行ったデモンストレーション走行中にバリアにフロントから突っ込むというクラッシュを演じていた。

フェルスタッペンはそのときのことについて、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように語った。

「言い訳はしないよ。僕が悪いんだ」

「アンチストールシステムが作動中にクラッチを切るのが遅すぎたんだ」とフェルスタッペンは付け加えている。

2012年に女性ドライバーの故マリア・デ・ビロタがマルシャのF1カーをテスト中にコントロールを失って大けがを負うという事故が発生したが、そのときも同様のことが起こったと考えられている。

今回のフェルスタッペンのクラッシュは、ロッテルダムの市街地に設けられたコースで、3回目のドーナツターンを披露している間に起きた。最初のドーナツターン後に停止した位置がウォールに近すぎたため、係員を呼んでクルマを後ろに押し戻させ、再び走行を始めたフェルスタッペン。だが、その直後にそのまま反対側のバリアにまっすぐ突っ込んでしまったのだ。まさにクルマを扱い慣れていないがために起こった事故だった。

「2回はすごくうまくいったんだけど、1回ではミスをしてしまったよ」

そう語ったフェルスタッペンは、次のように付け加えた。

「いい勉強になったよ。でも、何はともあれ、僕はこれをずっとやりたかったんだ。F1カーの運転をね」

仮に、フェルスタッペンに統括団体であるFIA(国際自動車連盟)からF1レースに必要なスーパーライセンスが発給されれば、トロロッソでは今シーズン終盤のレースで彼に金曜フリー走行1回目を担当させるつもりだと言われている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック