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小林可夢偉「これまでで一番ライバルと戦える」/ケータハム、F1ハンガリーGP1日目

2014年07月26日(土)0:47 am

F1ハンガリーGP1日目を終え、ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが次のようにコメントした。

■【結果】F1ハンガリーGPフリー2、タイム、ギャップ

■小林可夢偉「重要だったのは信頼性が向上したこと」
フリー1/19番手
フリー2/19番手
「全体的にはこれまでよりはいい金曜日になりましたね。ほぼすべての走行でいい進歩を果たすことができましたし、今日のタイムを見る限りでは、これまでの多くのレースよりも直近のライバルに対して競争力が示せるかもしれません。そうするためには、僕たち自身もルノー(エンジン)のいずれにも高い信頼性があることが重要なポイントのひとつでした。ですからハンガリーでの金曜日の成り行きにはかなり満足できますね」

「チームメートと同じように、フリー走行1回目にはほとんどグリップしない状態でした。それに加えてフロントとリアのブレーキもロックしてしまう問題を抱えていました。それで、クルマにかなりの変更を加えて2回目の走行に臨んだんですが、若干の改善はできていました。それでもグリップはまだ低かったので、実際のバランスがどうだったのかを本当に判断することはできませんでした」

「コーナーに入るたびにオーバーステアからアンダーステアに変わってしまっていたんです。ですから、さらにメカニカル的な変更や空力設定を変えて次の走行に向かいました。そこでは明らかにいいタイムを刻み始めることができていました。セッションが終わるころにはグリップも改善されてきていましたし、うまく機能するバランスもつかみ始めることができていました。でも重要だったのは、信頼性の問題が起こらず、順調にセッションを送ることができたことです。それによってすべてのプログラムをやり終えることができました」

「フリー走行2回目ではすぐにミディアムで最初の走行に向かいましたが、どこでもかなりのアンダーステアが発生していました。別のメカニカル的変更を加えたことで少し改善されました。でも、2回目の走行ではアタックラップのときに小さなスピンを喫してしまったので、そこでピットインして初めてソフトタイヤに履き替えたんです」

「クルマはミディアムよりもソフトのほうが明らかにいい感じでした。ロングランでもソフトのほうがかなり使えました。ですから、それによって日曜日の戦略の幅が広がりますね。明日と日曜日にもこのパフォーマンスを維持していかなくてはなりませんし、予選や決勝でもできる限りハードに戦うことを目指しています」

■マーカス・エリクソン「レースペースはまずまずだった」
フリー1/20番手
フリー2/22番手
「フリー走行1回目がスタートしたころのグリップレベルは本当に低かった。クルマはどこでも滑りまくっていたし、1周を通じて攻めることなんてできなかったよ。ハンガロリンクは週末が始まるころにはいつもかなり路面が荒れた状態だということは知っているけれど、想像していたよりもひどかったね」

「フリー走行2回目では路面温度もかなり上がったし、最初の走行のときはクルマの挙動がかなり奇妙に感じられた。ほとんどのコーナーを抜けるときに、アンダーステアからオーバーステアに変わってしまっていたんだ。正直に言って、あれでミスをしないようにするのはかなり難しかったよ。最後のほうではバランスも少し改善され始めた。でも、望むように攻めることはまだ相当難しかった」

「オプション(ソフト)に換えたらバランスもかなりよくなったし、路面にもラバーが乗ってきたからグリップレベルもよくなり始めていた。ソフトでアタックラップを行ったときには、ほかのクルマがいて、うまくクリーンラップがとれなかったんだ。だから本当ならタイムはもっとよくなっていたはずだよ。でもセッションの残りの時間ではロングランを行ったんだけど、レースペースはまずまずだったよ」

「ここではセットアップをうまく進歩させられたのはよかった。これまでよりもマルシャと戦えるチャンスも出てきたしね。今日のデータをすべて分析して、明日も改善を続けていきたいと思う。もちろん日曜日にもね」

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