フェラーリのフェルナンド・アロンソが、チームメートのキミ・ライコネンはもっと改善する必要があると語った。
■【ドイツGP後】F1ポイントランキング(ドライバーズ/チーム)
今季、5年ぶりにフェラーリに復帰した2007年のF1チャンピオンであるライコネンだが、ここまでのところチームメートのアロンソと比べると大きく見劣りのする結果が続いている。
先週末のF1ドイツGPでは、アロンソが5位となりポイントを獲得したものの、ライコネンはノーポイントに終わっている。今季ここまで、アロンソはすべてのレースでポイントを獲得しているが、ライコネンは1ポイントも稼げなかったレースが4レースもある。この結果、ドイツGPでバルテリ・ボッタスが2位となったウィリアムズが、チーム別ランキングではフェラーリを抜いて3位に浮上している。
ちなみに、ドイツGP終了時点でアロンソが97ポイントを獲得しているのに対し、ライコネンの獲得ポイントはわずかに19ポイントだ。
こうした中、アロンソは、ライコネンが苦戦を続けていることがフェラーリを追いこんでいるとし、スペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。
「コンストラクター選手権において、僕たちはウィリアムズに対して不利な状況に追い込まれている」
「僕たちがここまで頼みにできているのは1台だけだ。これをなんとかしないといけないね」